
15回目となる本年は、「花」を交流のテーマとして、首都東京と山形県を舞台に開催しました。
日本34人、中国33人、韓国33人の小学生100人が8月17日から23日までの1週間、体験活動をしながら、グループの10人が力を合わせて「世界に一冊の絵本」を作りました。昨年の韓国の方法も参考にして、絵本の作り方を一新しました。アイデアを出し合い、時には激しく意見を交わして個性あふれる10作品が誕生しました。
また、参加経験者の活動が一層充実しました。一度きりの交流に終わらせず、大学生や社会人になっても友情を育み、それぞれの成長に合わせて日中韓3カ国の友好と平和な関係を構築する方策を考え実行するための「参加経験者交流会」には、過去最多の25人が集まりました。
子どもたちをまとめるグループリーダー10人には、約10年前の参加者が名乗りを上げました。小学生だった時の経験を生かしながら時には厳しく参加児童を引っぱり、子どもたちも「次はリーダーで再会しよう」と頼れるリーダーに憧れていました。