日本・中国・韓国子ども童話交流事業 日本語
2008年度活動報告
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8月18日
旗・うちわ作り 国際子ども図書館見学 結団式 歓迎夕食会
 
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国際子ども図書館見学
 午後からは、東京・上野にある国立国会図書館国際子ども図書館に行きました。この図書館は、1906年に創建された旧帝国図書館(きゅうていこくとしょかん)の建物を改修し、2000年に開館した日本初の児童書専門図書館です。
 齋藤友紀子(さいとう ゆきこ)館長が「本は、私たちをいろいろな場所に運び、いろいろな経験をさせてくれます。本をたくさん読んで、本と友達になってください。」とあいさつした後、図書館の紹介(しょうかい)ビデオを鑑賞(かんしょう)し、グループごとに館内見学が始まりました。

 1階の「子どものへや」では、日本だけでなく海外の児童書もあり、合わせて1万冊以上が並んでいて自由に閲覧(えつらん)できます。張 晟(ジャン シェン 中国)さんは、「日本の年中行事について調べてみたいです。」と、お祭などが書かれた本を探しました。

 その後、企画展「チェコへの扉――子どもの本の世界」のほか、特別に、大人向けの研究室である第1資料室も見学させてもらいました。この部屋は、日本やアジア諸国で刊行された書籍(しょせき)が置かれ、ふだんは18歳(さい)未満は入ることはできません。森本大智(もりもと だいち 日本)さんは、「いつもは読むことのできない外国の本に触れることができました。今回の絵本作りの参考にしたいです。」と、短い見学時間ながらも有意義に活用し、世界のさまざまな絵本を見て、視野(しや)を広げたようです。

 見学を終えると、子どもたちはバスで国立オリンピック記念青少年総合センターにもどり、「日本・中国・韓国の昔話集」の読み聞かせに参加しました。最初に、山田万紀惠(やまだ まきえ)さんが日本の「天人女房(てんにんにょうぼう)」を、続いて王暁君(ワン シャオジュン)さんが中国の「けん牛星とおり姫(ひめ)星」を、最後に韓国の朴惠子(パク ヒュイジャ)さんが「天女と木こり」を朗読(ろうどく)しました。その後、子どもたちや随行の先生方から感想や意見が交わされました。
 
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