日本・中国・韓国子ども童話交流事業 日本語
2009年度活動報告
  イベントレポート  
 
イベントTOP 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目
 
8月23日
解散式
 
イメージギャラリー
 
 
 
   
解散式
 7日間の子ども童話交流も今日が最終日。朝食後、荷物をバスに預け、9時から解散式が行われました。
 主催者(しゅさいしゃ)を代表して独立行政法人国立青少年教育振興機構理事の菊川律子(きくかわ りつこ)さんが「日本、中国、韓国の3ヶ国は、密接な関係になって、1500年以上の月日が流れていると思います。これからも経済のグローバル化などにより、ますます密接に、また世界に対する影響も非常に大きくなっていくことと思われます。これは、みなさんの力が大切になるということでもあります。不透明な時代だからこそ、みなさんには多くのことを期待したいと思っております。立派な大人になってください」と話しました。続いて、中国の団長佟楽泉(トン リークアン)さんは「私の頭の中には、3つの国の長い歴史、文化による童話の世界がかけめぐっています。私の心の中には、みなさんの非常に深い気持ちが詰まっています。みなさん、これからもどんどん成長してください」韓国の団長沈厚燮(シム フーショブ)さんは「韓国のことわざに、なじんだと思ったらお別れという言葉があります。一方で、別れたらまた戻ってくるという言葉もあります。どこかで再会しましょう」と、お別れのあいさつをしました。

 その後、子どもたちを代表して、藤本昌弘(ふじもと まさひろ 日本)さん、毛見智(モウ ジェンジ 中国)さん、徐慧姈(ソ ヘリョン 韓国)さん、そしてOB・OG4人によるあいさつの後、宮下颯一朗(みやした そういちろう 日本)さん、安達詩織(あだち しおり 日本)さん、任偉豪(ルン ウェイホウ 中国)さん、張蕓婷(チャン ユィンチィン 中国)さん、趙顕斌(チョ ヒョンビン 韓国)さん、李泰林(イ テリム 韓国)さんの6人により、宣言文(せんげんぶん)が発表されました。「日中韓を近くて遠い国という時代ではなくなりました。互いに交流を通じて良いところを学び、大きな心の輪になればいいなと願っています。今日私たちは故郷に帰ります。この大地で得た素晴らしい体験を広く伝えていきます。」というメッセージに大きな拍手がおこりました。
 その後、グループリーダーのお兄さん、お姉さんの音頭で、日中韓子ども童話交流のテーマ曲「今日の日はさようなら」を歌って、解散式が終わりました。

 解散式が終わった子ども達は、4台のバスに乗り込んで新千歳空港に向かい、その後、飛行機でそれぞれの家に帰ります。みんな泣きながら、抱き合ったり、握手したりして、最後の別れをおしみます。「さよなら」「バイバイ」「サイチェン」「アンニョンヒカセヨ」さまざまな別れの言葉が飛び交いました。
 そして、10時5分、中国、韓国、日本の順にバスが出発。7日間の日中韓子ども童話交流が終了しました。
 
  <<戻る  
  このページの上へ