日本・中国・韓国子ども童話交流事業 日本語
2010年度活動報告
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8月23日
解散式
 
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解散式
 今日は日中韓子ども童話交流の最終日。朝食をとった後、荷物の整理を終えた子どもたちや関係者が集まり、9時から解散式が行われました。
 主催者(しゅさいしゃ)を代表して宮本岳志(みやもと たけし)・日中韓子ども童話交流事業実行委員会常任委員は「日中韓の3カ国は、歴史、文化、地理的にも最も近い国。いわば兄弟姉妹です。たった一週間を過ごしただけでも、こんなに仲良くなれました。将来も戦争をせず、仲良くしていきましょう」と話しました。その後、OBらによる夢マップの発表が行われ、インターネットなどを通して、友好関係を深めていきたいといった内容が述べられました。韓国団長の李錦順(イ グムスン)さんは「皆さんは交流を通じてお互いの文化を理解し、友情を深めることができたと思います。今後も3カ国がお互いを愛し、世界の中心的な役割となることを期待しています」、また、中国団長の王樹峰(ワン シュフォン)さんは「日本に来て驚(おどろ)いたのは自然の美しさでした。この7日間を通して、私たちは真の友人になったと思います。空の虹は7色でできています。3カ国もそれぞれ違っていますが、違っているからこそ美しいのです」と話しました。
 その後、子どもたちを代表して、服部 優子(はっとり ゆうこ 日本)さん、陳心恬(チェン シンテン 中国)さん、閔勝粲(ミン スンチャン 韓国)さんによる別れのあいさつの後、池岡昂紀(いけおか こうき 日本)さん、櫻井美穂(さくらい みほ 日本)さん、謝鋒嶧(セイ フオンーイ 中国)さん、雷斯妤(レイ シユ 中国)さん、文誠孝(モン スンヒョオ 韓国)さん、金輝銖(キム ホイス 韓国)さんの6人により、宣言文が発表されました。「奈良には昔から文化の風が吹いていることを知りました。風はどこにでもいけます。私たちの交流は始まったばかり。それぞれが故郷に帰り、家族や友人に童話交流で得た体験を伝えます。そして日中韓3カ国の交流がさらに深まるよう風をまきおこしていきます」
 最後に、全員で、日中韓子ども童話交流のテーマ曲「今日の日はさようなら」を歌って、解散式がおわりました。
 解散式が終わった子どもたちは、関西国際空港、伊丹空港、新大阪駅行のバス6台に分乗し、それぞれの家に帰ります。子どもたちは泣いたり、抱き合ったりしながら、別れを惜しみ、再会を誓(ちか)いました。
 10時40分、韓国に帰る子どもたちを乗せたバスが出発。続いて中国、伊丹空港、最後に新大阪駅行きのバスが出ていき、充実した一週間の日中韓子ども童話交流が終了しました。
 
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