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ソウルオリンピックパークテルのロビーでは、この日、これまでの日中韓子ども童話交流を振り返ることのできる記念展示が行われていました。 2012年の今回、できあがったばかりの絵本や活動の様子を捉えた写真を始め、これまで9回にわたって開催(かいさい)された日中韓子ども童話交流の写真や絵本、Tシャツや帽子などさまざまなものが展示されていました。 いよいよ、絵本発表会の本番です。 発表会に参加したソウル特別市の郭魯炫(クァク ノヒョン)教育監は「みなさんは韓日中子ども童話交流2012で、協力しながら創作活動をするという非常に有意義な経験をしました。みなさんが力を集めて作り出した絵本こそ、光の中の光です」とたたえ、子どもたちの絵本の完成を祝いました。 その後、班ごとに舞台にたって、完成した絵本を発表します。緊張した顔や、うれしそうな笑顔など、いろいろな表情がありましたが、みんな一生懸命発表しました。 これまで子どもたちが協力しあってつくりあげた個性あふれるストーリーが、子どもたちの声を通じて読み上げられ、会場全体に響き渡りました。 すべての班の発表が終わると、日本、中国、韓国の代表の子どもがそれぞれちょうちんを持って「光の木」に掛け、みんなが「1、2、3」と叫んだ瞬間、光の木が明るく輝きました。 絵本発表会の後には、ソウル国際高等学校の生徒たちのオーケストラ演奏の祝賀公演、韓国の張剛碩(チャン ガンソク)先生、日本の国立青少年教育振興機構の高藤佳明(たかとう よしあき)課長、中国関心下一代工作委員会の王樹峰(ワン シュフォン)団長のあいさつではじまった歓送夕食会がありました。
さらに食後には、子どもたちによるかくし芸大会が行われ、歌、伝統の踊り、オカリナ演奏、縄跳び、日中韓の合同出し物、民謡、合唱などが披露(ひろう)され、盛りだくさんの1日となりました。
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