今日は、朝から夕方まで、OBだけで行動する日です。午前中は、OB参加者それぞれが持つ自分の夢について発表が行われました。井上祐治(いのうえ ゆうじ 日本)さんは「2011年の東日本大震災をきっかけに、人の役に立つ仕事をしたいと考えるようになりました。日本は高齢化社会です。お年寄りや身体の調子が良くない人のために、マッサージ師になりたいと思っています」、金ボミ(キム ボミ)さんは「韓国では、本当にやりたいことではなく、収入が良い仕事を選ぶ風潮があり、その仕事につくための勉強を行います。でも、これは違うと思います。私は学校教育のカリキュラムを変えたいと思っています」と発表。他の参加者たちも、それぞれの夢について語りました。
全員の発表が終わった後で、質問しあったり、その夢に対してアドバイスをしあったりする時間になりました。
午後はグループで、日中韓子ども童話交流をどうしたいか、あるいは日中韓3カ国が協力してどのようなことができるかをテーマに、3グループに分かれてディスカッションが行われました。1班は日中韓子ども童話交流の参加者やOBのために交流施設を作る、2班はEUのような共同体を日中韓の3カ国で作る、3班は参加者がOBとして事業に関わっていくためにどうすればいいかというテーマについて話し合いが行われました。
この話し合いの内容は、明日の発表会でプレゼンテーションすることになっています。OBたちは、それぞれのテーマに基づいたディスカッションをするとともに、発表の方法を考え、その準備を行いました。
夕食後は、子どもたちとともにかくし芸大会に参加。李受娟(リー スンヨン 韓国)はテッキョンという韓国の伝統的な武芸を、姜起鐘(ガン キジョン 韓国)さんは手品を、柏原悠(かしわばら ゆう 日本)さんはバイオリンを弾くなど、OBも出し物を行い、会場を盛り上げました。
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