昨夜の自己紹介に続き、今日も夕方までは参加経験者のみでプログラムが行われます。9時に全員が集まった後、2005年に静岡で行われた交流事業の記録DVDを鑑賞。参加者が画面に登場するたびに歓声がおこりました。
その後、劇作家で演出家の平田オリザ(ひらた おりざ)さんによる講演が行われました。平田さんは、数字を使ったコミュニケーションゲームを行い、国籍に関らず、他者の気持ちや価値観を分かり合うことは難しいことについて話し始めました。日本、中国、韓国の3ヶ国がぶつかりやすいのは、文化が近すぎるためと指摘。日本の文化では他人の家に行ったときに靴を脱いで揃えるが、韓国では脱いでばらばらのままにすることを良いマナーとするなどと、似ているのに違う部分が摩擦の原因になるのではないか。仲良く付き合っていくためには、お互いが違いを認識することが大事。異文化理解は多様性を理解することであると話され、講演が終わりました。
午後は、講演内容についての感想などを発表しあった後、未来交流プランとして、今回の交流最終日までに、あるいは3年後、5年後に参加経験者として何をすべきか、何をしたいかについて、それぞれ意見を出し合いました。
夕方は子供たちとともに結団式、歓迎夕食会、KONISHIKIさんのコンサートに参加しました。
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