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昼食をとった後、午後はいよいよ絵を描きます。3班A組は、キャラクターに統一感がでるように、日中韓の代表がそれぞれサル、パンダ、トラの見本の絵を描き、みんなはそれを元にして絵を描くことにしました。
子どもたちは、鉛筆(えんぴつ)をつかって下絵を描き、完成した人から絵の具やカラーペン、クレヨンなどで色づけをしていきます。有馬遥(ありま はるか 日本)さんは 「パンダの胸(むね)のマークが細かくてむずかしい」と、慎重(しんちょう)に絵を描いています。
終了時間も近づくと、早く完成した子は、まだ終わっていない子の色塗りを手伝ったり、全員で協力して、予定終了時間の17時半には、全てのページの絵が完成しました。
夕食後は、かくし芸大会が行われました。1班女子組によるトランプとティッシュペーパーを使った手品でスタートした会は、3班女子による「ドレミのうた」の合唱をはじめ、体操(たいそう)、踊(おど)りなど、次々にいろいろな芸が披露(ひろう)され盛り上がりました。中でも一番の盛り上がりは、黄童童(ファン トントン 中国)さんと沈志宏(シェン ジーホン 中国)さんによる漫才(まんざい)でしょう。会場で中国語を理解できる人は、おそらく3割以下。しかもかなりの早口でしたから、多くの人は、2人が何をいっているのか全く分かりません。ただ、2人の話し方や身体の動きから雰囲気(ふんいき)が伝わるのでしょう、会場は大爆笑(だいばくしょう)につつまれました。言葉が分からなくても、意思や面白さは通じる、そんな気持ちを全員が実感しました。
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