日本・中国・韓国子ども童話交流事業 日本語
2010年度活動報告
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8月20日
手塚眞さん講演会 なら体験 (2) 収穫体験・平城宮跡見学など
 
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なら体験 (2) 収穫体験・平城宮跡見学など
 講演会の後、11時45分、バスで宿舎を出発。まずは、宿舎のそばにある農業公園信貴山(しぎさん)のどか村でバーベキューの昼食を取り、三つのグループに分かれて収穫(しゅうかく)体験をしました。1班の男女と2班男子はミニトマト、2班女子と3班はぶどう、4班と5班はとうもろこしです。子どもたちは、完熟して、おいしそうなものを選んでもぎました。14時、それぞれが収穫(しゅうかく)した野菜や果物をもって、バスに乗り込み、法隆寺に向かいました。
 法隆寺は、607年に推古天皇と聖徳太子によって建てられたとされています。子どもたちは、班ごとに分かれて、西院伽藍(さいいんがらん)から見学。国宝の釈迦三尊像(しゃかさんぞんぞう)、薬師如来坐像(やくしにょらいざぞう)、四天王立像(してんのうりつぞう)などが安置された金堂、日本最古の木造塔として知られる高さ約31.5mの五重塔などを回り、大宝蔵院(だいほうぞういん)へ。こちらには、八頭身美人で知られる百済観音像(くだらかんのんぞう)、悪い夢を良い夢に変えてくれる夢違観音像(ゆめちがいかんのんぞう)、装飾に玉虫の羽を使用したとされる玉虫厨子(たまむしのずし)をはじめ、国宝や重要文化財が数多く展示されています。子どもたちはガイドさんの案内を聞きながら、ゆっくりと見学しました。
 見学後は、再びバスに乗り、平城遷都(へいじょうせんと)1300年祭のメイン会場・平城宮跡(へいじょうきゅうせき)へ。平城宮跡は、710年から784年まで使われた日本の首都・平城京の心臓部にあたる場所で、政治や儀式が行われた大極殿(だいごくでん)、天皇の住まいである内裏(だいり)などがあったといわれています。子どもたちは、平城宮跡の入口である朱雀門(すざくもん)の前で記念写真をとり、今年復原されたばかりの大極殿を遠目に、ガイドさんから当時の様子に関する説明を聞きました。
 その後、グループごと、徒歩で平城京歴史館へ移動。復原された遣唐使船に乗ってみたり、遣唐使の歴史や平城京の様子が分かるアニメを見たりして、1300年前の歴史や文化を体験しました。金兌恩(キム タエエウン 韓国)さんは、「知らなかった日本の歴史を知ることができた。私たちも交流を深めていきたい」と歴史に興味をもったようです。
 
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