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4日目は朝からしとしとと雨が降っていました。今日からいよいよ絵本づくりが始まります。子どもたちは、2009年に子ども専用図書館として開館した「松坡(そんぱ)子ども図書館」を訪れ、松坡区の朴椿姫(パク チュンヒ)区長と松坡子ども図書館の鄭媛任(チョン ウォンイム)館長のあいさつを聞きました。朴区長は、子どもたちに童話作家の李億培(イ オッベ)先生の「気前のいいおばあさんのギョーザ作り」という絵本をプレゼントしてくれました。
続いて、童話作家の李億培先生と韓太熙(ハン テヒ)先生の講演を聞きました。李億培先生は黒板に絵を描きながら、幼い頃、道を歩きながら本を読んでいた話や自身の作品について説明。韓太熙先生は、スライドを使ってさまざまな光のイメージを見せながら、子どもたちに「光」と聞いて思い浮かぶことを尋ねました。 そして、各班で子どもたちの絵本づくりを指導する10名の童話作家の先生が紹介されました。1班は韓太熙先生、2班は鄭有晶(チョン ユジョン)先生、3班は趙惠爛(チョ ヘラン)先生、4班は李六男(イ ユッナム)先生、5班は李龍圭(イ ヨンギュ)先生、6班は朴美玉(パク ミオク)先生、7班は金重錫(キム ジュンソク)先生、8班は金侖以(キム ユンイ)先生、9班は金信姫(キム シンヒ)先生、10班は姜炫珠(カン ヒョンジュ)先生のサポートを受けながら、絵本づくりを行います。
その後、昼食をとり、図書館の中を自由に見学してから、絵本づくりの最初のステップ、「物語づくり」が始まりました。 班ごとに指定された場所で、子どもたちは物語を考え、話し合いました。まず、自分たちが思い浮かべる「光」についてのイメージを自由にスケッチしました。そして10枚のスケッチを並べては順番を変えるなどしながら、誰を主人公にするか、どのようなあらすじにするか、また、どうやって場面に変化をつけるかなどを考え、物語を構成していきました。 ストーリーづくりが終わると夕食です。韓国の焼肉・プルコギをいただきました。
この日は、夕食の後に「全体交流」の時間が設けられ、「ドローイングショー」を観て楽しい時間を過ごしました。出演者がパフォーマンスをしながら、何もなかったキャンパスの上に次々と絵を描き上げていく様子に子どもたちは感嘆の声をあげて喜んでいました。
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