日本・中国・韓国子ども童話交流事業 日本語
2002年度活動報告
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8月24日
紙芝居づくり(3) さよなら夕食会
 
さよなら夕食会
 短い時間でしたが、古都・奈良の思い出を胸にホテルに戻り、扇千景実行委員会副委員長と河村建夫実行委員会事務総長が同席する「さよなら夕食会・紙芝居発表会」に臨みました。交流事業の最後を飾る紙芝居の発表では、10グループが順番にステージに上がり、スクリーンに映し出された自分の絵を見ながら、一人ひとりが自分の声で物語を読み上げました。子どもたちの想像力に富んだ紙芝居に会場全体が驚き、笑いの渦に包まれました。

 10点、101枚の紙芝居が発表された後、大西伝一郎さんは「柔らかな頭と感性から、大人の想像が及ばないような面白い作品ができました。最初、3カ国の子どもたちが一緒になってひとつの物語を作ることが出来るだろうかと不安を感じましたが、言葉や習慣の違いを超え、心が震えるようなイキイキとした紙芝居が出来上がりました。これは91人の子どもたちの命の光です。きっと生涯の宝物になることでしょう」と感動の面もちで語られました。

 中国の谷応(Gu Ying)先生は「作家の私も考えつかないような物語をつくってくれました。この紙芝居の中に91人の未来があります。アジアの美しい未来があります。聡明で想像力があり、敏捷な子どもたちにお礼を言いたいです」と感想を述べられ、韓国の金日光(Kim Il Gwang)先生も「紙芝居を見て泣きました。どんな物語より感動的でした。これは子どもたちの未来を描いた種です。種から新しい芽が出て実がなり、また新しい種が生まれていくことでしょう」と喜びの表情で語られました。

 最後に、河村建夫実行委員会事務総長が「紙芝居を読む子どもたちの声は表情豊かで、訴えるものがありました。これからもしっかり本を読んで勉強し、3カ国が豊かに平和になるよう先頭に立って頑張ってほしい」と締めくくり、子どもたちの交流の成果とも言える紙芝居の発表会の幕が下ろされました。

● 紙芝居の題名(5班10グループ)
1班A 動物交流
1班B 何かにさらわれた
2班A ホニー・パンパン・花 鏡の中の大冒険
2班B ホスン・さくら・パンパンのぼうけん
3班A ちびっこヒーローアドベンチャー
3班B なっくん・ホヤ・パオパオのふしぎな旅
4班A 本をさがして
4班B ホドリ・リャンリャン・フーミー 世界一周の旅
5班A さあ冒険!
5班B 3匹の宇宙飛行


 
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