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午前7時15分、朝のつどいに参加するため、子どもたちがホールに集まりました。国立日高青少年自然の家では、宿泊者全員が朝のつどいに参加することがルールとして決まっています。日中韓3ヶ国の国歌が流れた後、職員の田中豊(たなかゆたか)さんが食事に感謝することの大切さを話されました。
9時、朝食をとった子どもたちは、バスに乗り、北海道箱根牧場へ向けて出発しました。10時20分、牧場に到着。ここでは、班に分かれて農作業体験をします。くじ引きで、2班と4班がバター作り、3班がチーズ作り、1班はじゃがいもの収穫、そして5班はとうもろこしの収穫をすることになりました。
バターは、牧場のしぼりたての牛乳をバターチャーと呼ばれる容器にたっぷり入れて、かくはんした後、固形になったものから、バタースクレーパーという木製の機械で余分な水分を取り除いて作ります。チーズは、パニールチーズというインドのチーズで、生クリームと塩を入れた牛乳を92度まであたため、レモン汁を入れ、固形物ができるのを待ちます。
じゃがいもととうもろこしは、ひたすら収穫(しゅうかく)します。「とうもろこしは、生で食べられるから食べてみてください」という牧場の人の言葉に、みんなでガブリ。長谷川七穂(はせがわ ななほ 日本)さんは「生でとうもろこしを食べたのは、初めての体験。ものすごく甘いです」と驚(おどろ)いています。
スタートから約1時間半、どのグループも作業が終わり、昼食タイムになりました。
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