今回の日中韓子ども童話交流には、02年に実施された第1回事業に参加したOB、OG39名も参加しました。
子どもたちと同じ時間に集合し、17時50分から行われたオリエンテーションに参加したOBたちは、夕食をとり、19時半、OBたちだけで交流会が行われました。
まず、当時の記録ビデオを全員で鑑賞。今回の子どもたちと同じように東京に集まり、淡路島や神戸に行き、さまざまな行事を体験。それをもとに紙芝居を作った様子が流れました。今でこそ、20歳前後になり、高校生や大学生、あるいは社会人として働くOBたちですが、当時は全員小学生。オリエンテーションの際は、お互いに「誰だっけ?」というような表情をしていた参加者たちも当時のことを思い出してきたようです。出席者の小学生時代の映像が画面に映し出されるたびに、「若い」「カワイイ」といった声が会場にあふれました。
20分ほどでビデオ上映は一旦停止し、今回のOBプログラム全般のファシリテーターを務める松木正(まつき ただし)さんが紹介されました。ファシリテーターとは、議論などの司会や円滑な進行、雰囲気づくりなどを行う人です。松木さんは「今回のテーマは、“風の物語は未来をつくる~ものがたりは今ここから生まれる”です。風は変化します。これから作りたいのは、風です。これから7日間、グループの人たちと濃厚に関わっていくと、ほっとしたり、不安になったりすることもあるでしょう。そのリアルな気持ちの動きが風です。みなさんは、これからの活動を通して風を起こして下さい」と話し、このOB交流で使うハンドサインや自分の気持ちなどを記録するログブックの書き方などを説明しました。
最後に、8年前に作った紙芝居のグループごとに集まって、お互いに感想を言いあったり、当時を思い出したりして、初日のプログラムが終了しました。
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