日本・中国・韓国子ども童話交流事業 日本語
2005年度活動報告
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8月17日
グループタイム 結団式 国立国会図書館 国際子ども図書館見学
歓迎(かんげい)夕食会
 
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結団式
 午後12時30分、参加者全員が国際会議室に集まり、結団式が行われました。

はじめに、日中韓子ども童話交流事業実行委員会委員長である森喜朗( もり よしろう )衆議院議員(前内閣総理大臣)が
「壇上(だんじょう)から見ると、だれがどこの国の子どもかわからないほどそっくりですね。みなさんは文化・宗教・哲学(てつがく)といった分母は同じアジアの仲間です。しかし、分子という歴史の部分で少し問題があったのも事実。そんな中参加してくれたみなさんは、ぜひ日本で理解と友情を深めて欲しい。」
とあいさつしました。

次に、文部科学省スポーツ・青少年局長の素川富司( すがわ とみじ )さんが「積極的に交流して友情の輪を広げてください」と言葉をかけました。司会者からは藤村修(ふじむら おさむ)衆議院議員、笠浩史(りゅう ひろふみ)衆議院議員、西岡武夫(にしおか たけお)参議院議員から届いたお祝いのメッセージが読みあげられました。

 そして前日のオリエンテーションで選ばれた高橋一馬 ( たかはし かずま 日本 ) さん・毛亦之 ( マオ イ ツー 中国 ) さん・金●定 ( キム ユンヂョン 韓国 ) さんの3人がひとことずつ抱負(ほうふ)を語りました。そのあと、主催者(しゅさいしゃ)から日中韓3か国の昔話の絵本が贈(おく)られました。河村建夫(かわむら たけお)衆議院議員が
「これは日中韓それぞれの昔話を収めた本です。この本を読んで、自分の国の話と似ているところを発見したり、知らなかったよその国の良い話を楽しんだりして、友好に役立ててください。」
と語り、森議員が中国、河村議員が韓国、そして中曽根議員が日本の代表者にそれぞれ絵本を渡(わた)しました。

 来賓紹介(らいひんしょうかい)のあと、子どもたちは主催者や来賓の方がたと記念撮影(さつえい)。そして、随行員による昔話の読み聞かせがありました。日本からは村上淳子( むらかみ じゅんこ )さんが「天人女房」、中国からは王立軍 ( ワン リ チュィン ) さんが「けん牛星とおり姫星」、韓国からは楔香順 ( ソル ヒャンスン ) さんが「天女と木こり」を朗読。子どもたちは同時通訳でそれぞれのお話を興味深く聞き、終わったあとは次々に感想が出ました。

最後に童話先生の大西伝一郎(おおにし でんいちろう)さんが
「これから先、2005年の8月に日本で見た夜空を思い出してください。そして友だちのことを思い出してください。」
としめくくり、結団式は終了(しゅうりょう)しました。


●=王偏に、允
 
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