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これから「さよなら夕食会」と「絵本発表会」が開かれます。
夕食会に出席した「子どもの未来を考える議員連盟」幹事長の中曽根弘文(なかそね ひろふみ)参議院議員は、
「日本の文化や歴史・習慣(しゅうかん)にふれ、友人もたくさんできたことでしょう。国に帰ったらこの体験(たいけん)を家族やお友だちに話して、日中韓がますます仲良くなれるようみなさんにもがんばってもらいたいと思います。」
とあいさつしました。子どもたちは楽しい夕食会の時間を過ごしました。
食後は、全員が講堂に集合して、いよいよこれからみんなで作った絵本の発表会にのぞみます。
まず童話先生の大西伝一郎(おおにし でんいちろう)さんからあいさつがあり、1班Aグループのリーダー魏思純 ( ウィ スー ツゥェン )(愛称(あいしょう)「しじゅん」)さんの「みなさん、楽しんで!」という呼びかけとともに、発表会がスタートしました。
中央の大きなスクリーンに絵が映し出され、ステージに上がった子どもたちは、それぞれ自分が描いたページを読みあげていきます。
3班Bグループの作品『花畑の山』は、「ごみを捨て続ける人間への怒(いか)りで噴火(ふんか)し荒(あ)れはててしまった富士山を生き返らせるため、動物たちが魔法(まほう)使いの言いつけにしたがい100種類の花を持ってゆくと、魔法使いはその花で富士山を花畑に変えてくれる」というストーリーでした。また、5班Aグループの『友達』は、「友情の印にシカ・パンダ・トラがそれぞれ体の一部を交換(こうかん)する」という、ユニークで楽しい発想の作品でした。1ページずつ元気な声で読まれるたびに、大きな拍手(はくしゅ)が起こりました。
すべての発表がおわると、最後まで聞き入っていた中曽根議員が
「どんな困難に遭(あ)っても友情の力で解決するお話はすばらしい。今夜は感動で寝(ね)られないかも知れません。」
という感想を述べました。
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