2024年度活動報告
イベントレポート
3日目(8月19日)
群馬県に移動 群馬県庁展望台やかみつけの里博物館へ
縁起だるまの絵付けを体験
旅館に到着 でんでこ座三国太鼓が演舞を披露
群馬県に移動 群馬県庁展望台やかみつけの里博物館へ
 東京で2日間を過ごした3か国の子どもたちは早朝、オリンピックセンターから群馬県にバスで移動しました。車内で子どもたちが朝食のサンドイッチを食べたり、おしゃべりしたりしながら、約3時間移動した後に昼食を取り、その後群馬県へ入りました。
 群馬県庁は33階建て153.8mで、高さ243mの東京都庁に次いで日本で2番目に高い都道府県庁舎です。子どもたちは無料の展望ホールとなっている32階(フロアは地上127m)で市街地や利根川、美しい山々を一望しました。安達和奏さん(福岡県、6年)は「遠くに望む谷川岳や榛名山などの山脈、そこからはうように流れる利根川、その周辺に広がる平野、そこにひしめく住宅や施設、工場、田畑などが一望でき、感動しました。」と話しました。韓国の厳升彬(オム・スンビン)さん(5年)は「山々のふもとに町が広がる雄大な景色に感動しました。携帯電話でいい写真を撮れたので、韓国の友だちや親に送ります。」と感想を述べました。
 かみつけの里博物館には、群馬県で出土した5世紀の人物・動物の埴輪など古墳から見つかった遺物がたくさん展示され、館外にも二つの古墳があります。博物館の学芸員から「中国や朝鮮半島から日本に来た渡来人と呼ばれる人たちが古墳を作るための道具も伝えてくれました。」と説明がありました。三野慶心さん(京都府、6年)は「埴輪はしゃべりませんが、人型の埴輪の顔を見ていると、ぼくに昔のことを語りかけているような気がして、不思議な気分になりました。これを作った人はどういう思いを込めて作ったのだろうと気になりました。」と関心を持っていました。
縁起だるまの絵付けを体験
 子どもたちは少林山の達磨寺にも立ち寄り、縁起だるまの絵付けも体験しました。達磨寺は、達磨大師の教えを受け継ぐ寺です。群馬県の高崎市は日本最大のだるまの生産地で、まゆ毛は「鶴」、鼻や口ひげは「鶴と亀」を表し、「縁起が良い」とされ、「縁起だるま」と呼ばれています。副住職の一真さんから達磨寺の歴史やだるまの置物について説明を聞き、だるまの絵付けを体験しました。だるまの絵付けを一番の楽しみにしていた松田瑞紀さん(石川県、6年)は「短い時間でしたが、お手本を見て素早く顔を描き、われながらうまくできました。」と喜んでいました。中国の楊一諾(ヤン・イーヌオ)さん(5年)は「中国にはだるまに似た人気のおもちゃがあります。日本のだるまもてっきりおもちゃだと思っていました。」と話し、文化の違いに驚いていました。
旅館に到着 でんでこ座三国太鼓が演舞を披露
 夕方、絵本作りなどの会場にもなるみなかみ町の旅館「松乃井」に到着しました。みなかみ町は、谷川岳や大水上山などの約2,000m級の山々に囲まれ、首都圏の水がめ「利根川」の水源地です。
 夕食後、地元の方々による「でんでこ座 三国太鼓」が歓迎の演奏や手ほどきをしてくれました。太鼓のたたき方を教わり、約10人の子どもたちが実際に演奏をさせてもらいました。10分間ほどの練習で、最後は自分たちだけで演奏できるようになりました。中国の葉彧恒(イェ・ユーホン)さん(4年)は「ほかの子どもたちとリズムを合わせてあんなに長く演奏できたことにびっくりしました。とても楽しい思い出になりました。」と喜んでいました。韓国の羅俊晳(ナ・ジュンソク)さん(5年)は「最後にみんなで1曲演奏しましたが、あんなに短い練習時間であんなに上手に演奏できるようになるとは思っていませんでした。」と興奮していました。